大きな会社で働いている方々は、大抵は退職金が支払われます。いわゆる積立のような制度ですが、老後にそれを受け取る事を楽しみにしている方々もいるでしょう。
ところで自己破産は、退職金とは密接な関連性があります。なぜなら破産手続きが、退職金に大きな影響を及ぼすからです。

そもそも破産手続きを行った時には、差し押さえが生じる事になります。基本的には口座などのお金が差し押さえ対象になりますが、それに加えて退職金も対象になるのです。
ただし退職金が差し押さえられるとは言っても、全額ではありません。最大値が決まっていて、おおむね12.5%になるのです。それ以上の金額で、退職金が差し引かれる訳ではありません。
それで問題は、それで金額的な支払いが生じてしまう事です。折角の退職金が減少してしまう事は、とても悲しい話でしょう。

しかし、もちろん解決策もあります。そもそも退職金は積立に関連するシステムですから、他の積立商品などに乗り換える選択肢もあるのです。もちろん乗り換えを行った時には、差し押さえ対象にはなりません。
ですから退職金がある方々としては、自己破産は多少のリスクはある訳です。そういう複雑な事情がある時などは、やはり弁護士に相談する方が無難でしょう。